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Choral Public Domain Library (CPDL)とはパブリックドメインもしくは自由利用できる印刷物や演奏(著作権者や著作隣接権者の許可を受けた)からの合唱や声楽曲を主にした楽譜のアーカイブである。 ==概要== CPDL.orgは1998年にラファエル・オルネスによって立ちあげられた。2005年にウィキフォーマットに移植され現在はChoralWikiかにアクセスできる。2008年7月にオルネスはサイト管理から身を引き、運営責任を集団管理者に移行させた。移行委員会はその後カリフォルニア州認定の非営利団体であるCPDLに組み入れられ、現在はCPDLによって運営されている。 楽譜の作成に加えて、ウィキフォーマットは以下の機能にも対応している: *オリジナルテキスト、それらのソースや翻訳 *合唱曲のジャンル、時代、作品番号、合唱パート別の声といった分類基準のクロスインデックス *作曲家情報 *作品の説明、パフォーマンスの考慮事項 *合唱曲のコレクションのコンテンツ *「Talk」ページでの作曲家や特定の作品に関するコミュニティディスカッション 掲載されている音楽は数種類のファイルフォーマットでダウンロードできる。楽譜ではPDF、PS、TIFFで、音声ファイルはMIDIとMP3フォーマットに対応している。またFinale、Sibelius、NoteWorthy Composer、、オープンソースのGNU LilyPondといった楽譜ソフトウェアのファイルフォーマットにも対応している。CPDLにある楽譜のほとんどはオープンソースライセンス下で配布されている。2012年7月30日現在、CPDLには2000人以上の作曲家による作品の14,500以上の楽譜がアーカイブされ、800人以上の編集・寄稿者によって作成・編集されている。ウィリアム・バード、トマス・ルイス・デ・ビクトリアのほぼ完全な形の声楽作品での優れた版といったルネサンス期、バロック期の作曲家による作品の楽譜が多くを占めている。 CPDLはケント州立大学、、オレゴン大学、ウェスタンオンタリオ大学、ミシガン大学のインターネット公共図書館、ニューヨーク州立大学オールバニ校の部門や学部のウェブサイト、UCLA音楽図書館、ボストン大学、スタンフォード大学の大学図書館、におけるシラバス教員からのリソースを受けていることを示唆している。American Choral Directors Associationのアイオワ州支部、マサチューセッツ州支部が推薦しており、イギリスの教育団体であるIntuteのリソースデータベースも提供されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Choral Public Domain Library」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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